加齢じわ(ほうれい線など)
表情をつくっていない時でもみられる、ほうれい線やゴルゴラインなどの大きなしわです。骨格的に目立つ形もいますが、年齢とともに深くなっていきます。
原因
ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインなど加齢とともに徐々に深くなっていくしわです。皮膚や皮下脂肪を支える骨が萎縮し小さくなっていくとともに脂肪の位置や大きさが変わること、そして骨から皮膚へのびる柱のような靭帯がゆるむことが原因です。大きな体重の減少があった場合では皮膚の面積は変わらずに中身の脂肪が減るため若い人でもほうれい線などが深くなることがあります。
表情じわ
表情をつくったときだけみられる目尻や眉間、額などのしわです。進行すると、表情をつくっていない時にもみられるようになり「刻まれたしわ」となります。
原因
人にはそれぞれ表情のくせがあります。眉間に縦じわを寄せるくせや額に横じわを寄せるくせなどは無意識です。読書中や携帯をみているときにいつの間にかしわが寄っていおり、ご家族から指摘されてご来院される方も多くいらっしゃいます。ときには怒っているように見えたり、疲れて見えたりするため、周囲に気を遣われることもあります。 表情をつくっていない時には平らな皮膚に戻るようであれば、まだ初期段階です。
刻まれたしわ
眉間や額などに多くみられる表情をつくっていない時でも残ってしまう皮膚に刻み込まれたしわです。メイクがしわに入り込むと、余計に目立ちます。
原因
表情じわが進行すると表情をつくっていない時でも、しわが刻まれた状態になります。加齢とともに皮膚のコラーゲンが減っていくことで、紙を折った部分には広げても折れ線がつくのと同じようにしわが残るようになってしまいます。特に額の横じわ、眉間の縦じわ、目尻の横じわに多くみられます。
小じわ・ちりめんじわ
目元や口元、頬全体にみられやすい細かいしわです。早ければ20代からみられることがあり、メイク崩れの原因になります。
小じわ・ちりめんじわについて