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浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年11月1日 カテゴリ:お知らせ
浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年11月1日 カテゴリ:お知らせ
吉原 糸美医師のインタビュー記事が、医療メディア「ANS. magazine」に掲載されました。
ぜひご覧ください!
浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年10月22日 カテゴリ:お知らせ
執筆者:形成外科専門医
中島由佳理
慶應義塾大学病院 形成外科
目次
今回は皮膚の「きず」についてお話したいと思います。まずきずには「傷」と「創」という漢字が用いられます。「傷」の方が一般的ではありますが、これは皮膚だけでなく血管損傷、神経損傷など様々な臓器のダメージも用いられます。一方「創」は、絆創膏では馴染み深いと思いますが、臨床現場では切創(切りきず)、挫創(ぱっくり皮膚が割れたきず)、弁状創(皮膚がめくれたきず)などで用いられます。皮膚のきずと言っても受傷機転やそのダメージによって異なり、治り方も変わってきます。
形成外科の外来をやっていると、「手術やケガのキズは消えますか?どのくらい目立ちますか?」など患者さんから聞かれることが多いです。手術や病気の内容よりもきずについての関心や心配、つまり皮膚にきずがついてしまった時に果たしてどこまでキレイに治るのかということを気にされていることが多いのだと実感します。次からはきずの治り方や手術について説明いたします。
形成外科はよくきずのスペシャリストと紹介されることが多いですが、私たちは日々の手術や慢性創傷の治療に触れながら、ずっと「いかにキレイに治すか」を考えながら診療に望んでいます。もちろん跡形もなく再生できるのが理想的ですが、手術ではどうしても表皮よりは深い層までダメージがあるため「きずあと(瘢痕)」は残ってしまいます。これをどのように工夫したら目立たなくなるか、最大限努力して形成外科の手術は行われます。特に表皮の下の層である真皮縫合をいかに元あった位置に戻せるか、注力して行っています。そして無事に皮膚がくっついて抜糸した後も、テーピングなどアフターケアも重要になってきますので、十分な説明を心がけています。
また目立つきずあとを改めて手術で修正することも得意としています。きずあとを単純に切りとって縫合しなおして綺麗に修正することもありますし、ひきつれが目立つきずあとにZ形成術という方法を用いて、よりキズを目立たなくしたりもできます。
術後のきずが肥厚性瘢痕やケロイドになる方もいらっしゃいます。同様に修正する手術の適応ではありますが、内服や電子線治療を組み合わせて行う場合もあります。
このような治療法は形成外科の歴史の中で培われた技術や経験であり、細胞レベルでの遺伝子発現の解析が可能となった現在では、そのきずあと(瘢痕)と再生治癒にテーマがおかれ日々更なる研究が進んでいます。
「子供のころはきずはキレイに治る」と耳にされたことがあるかもしれませんが、実際、皮膚のある程度の大きさで深くダメージを負ってしまうとゼロにはなりません。それは生まれたばかりの赤ちゃんでさえ皆同じです。何故きずあと(瘢痕)になってしまうのかに関しては、皮膚の構成部分のひとつである真皮の深い層に存在する筋線維芽細胞が中心となってコラーゲンが大量に産生され線維化することで起きます。もちろん悪さをしているのは筋線維芽細胞だけではなく、ダメージを受けた際に守ろうとする免疫系の細胞集団の炎症も大きくかかわってきますし、キメの乱れは表皮の細胞も関係してきます。
そして残念ながらヒトの皮膚は再生して治りませんが、生物の治癒力は本当にすばらしく、複雑に絡み合って最短・全力で治癒へと向かいます。わずかなきずでも皮膚という最大のバリアが壊されていますから、皮膚の構成員である細胞たちは炎症を起こさず、ゆっくりキレイに治っている場合ではないのは至極当然のことであり、できるだけ迅速に治癒の方向性に動いていくわけです。
そこで、この元々の性質へ部分的に介入することで、ヒトのきずあとも現在の技術以上にキレイに治るはずであるという概念の下で研究が進んでいます。
当院では、これら最新の知見をもった医師たちが治療に従事しております。世界的にもこのきずあと、いわゆる「創傷治癒」に関する関心は高く、今後も更なる治療開発が期待されています。
手術で皮膚を切開し縫合する(縫い閉じる)と基本的には切開した範囲がそのままコラーゲンの塊、瘢痕という組織に置き換わります。いわゆる炎症期・増殖期・成熟期を経てそのきずは馴染んできます。赤みが消えて周囲の皮膚の色に近く、柔らかくなった馴染んだきずのことを成熟瘢痕と言いますが、手術をしてから半年〜1年経過したものを指します。このように成熟するまでは予想より意外に時間がかかるものですし、長期的なアフターケアも重要になってきます。抜糸したら終わりではありません。
さらに成熟する過程で、目立つきずあと、肥厚性瘢痕やケロイドになる場合もあります。この場合は前述したように、馴染んでから再度きずあと修正の手術が適応になることもあります。
目立つきずあとにならなくとも、一見周囲の皮膚の質感と馴染んでいるように見えても実際には真皮層では瘢痕組織に置き換わっており、切開前の状態と同じにはなっていません。瘢痕修正の手術でも表面上はきれいに見えても表皮の下は本来の組織より硬く線維化して周りの組織に癒着していることもあります。
形成外科では、このような強固な瘢痕組織の形成をできるだけ少なくするように例えば、皮膚をメスではガタガタしないようにきれい切開し、電気メスでは必要以上に浅い層で使いすぎず、組織を焼灼しすぎず、また脂肪層も一層ではないことに留意しながら剥離(はくり)する層を均一かつ最小限にして周囲からきずが引っ張られる力を極力なくすといったような技術をもとに手術に取り組んでいます。
ここまで読んで頂きありがとうございます。今回は組織や細胞など少し堅苦しいお話になってしまいましたが、皮膚にできるきずの種類や形成外科ではどのようにきれいに治せるのかについて伝わりましたら幸いです。
きずあとの話をもっと詳しく聞きたい、このきずあとはどうなのか、最新の研究は何があるのか、など様々な疑問にもお答えしますので是非当院カウンセリングまでお越しください。お待ちしております。
・Takaya K, Okabe K, Ishigami A, Imbe Y, Kanazawa H, Sakai S, Aramaki-Hattori N, Kishi K. Actin cable formation and epidermis-dermis positional relationship during complete skin regeneration. Sci Rep. 2022 Sep 23;12(1):15913. doi: 10.1038/s41598-022-18175-y. PMID: 36151111; PMCID: PMC9508246.
・Kishi K, Katsube K, Satoh H, Imanishi N, Nakajima H, Nakajima T. The fetal dermal but not loose fascial mesenchymal cells possess regenerative activity of dermal structure. Cell Transplant. 2005;14(9):709-14. doi: 10.3727/000000005783982729. PMID: 16405082.
・Nakajima Y, Aramaki N, Takeuchi N, Yamanishi A, Kumagai Y, Okabe K, Yokoyama T, Kishi K. Mast Cells Are Activated in the Giant Earlobe Keloids: A Case Series. Int J Mol Sci. 2022 Sep 8;23(18):10410. doi: 10.3390/ijms231810410. PMID: 36142327; PMCID: PMC9499659.
・Lo DD, Zimmermann AS, Nauta A, Longaker MT, Lorenz HP. Scarless fetal skin wound healing update. Birth Defects Res C Embryo Today. 2012 Sep;96(3):237-47. doi: 10.1002/bdrc.21018. PMID: 23109319.
浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年9月26日 カテゴリ:女医のきれいブログ
2024年9月19,20日に開催された第47回日本美容外科学会総会(JSAPS)@虎ノ門ヒルズフォーラムの二重修正のシンポジウムにおいて、当院の王子医師が登壇発表してまいりました。
演題名「重瞼における「姿」=「重瞼の強さ」を意識した修正手術」という二重修正手術の実際についての内容です。昨年度の美容外科学会総会のシンポジウム登壇に引き続いての選出となりました。
これはひとえに当院に来てくださる患者様のご協力あっての業績となります。これからも当院に求められる高いレベルの二重修正治療を提供するために全スタッフ一丸となり、気を引き締めてまいります。
浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年9月25日 カテゴリ:お知らせ
オジスキンクリニックがカスタマイズ治療施設へ認定されました。
肌診断により適切な治療を提案でき、結果を出すことができる証です。
今後もより一層お客様に寄り添った美容皮膚科治療を行ってまいります。
浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年9月24日 カテゴリ:お知らせ
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浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年7月29日 カテゴリ:お知らせ
執筆者:形成外科専門医
中島由佳理
慶應義塾大学病院 形成外科
目次
若い頃に入れたタトゥー(刺青)がライフスタイルの変化によって不都合に感じたり、すべて消したいと考える方もいらっしゃると思います。そして最近ではアートメイクとして気軽にタトゥーできるものもありますが、そのデザインや色などが理由で早く消したいと思うこともあるかもしれません。
そこで今回は当院のタトゥー除去の方法についていくつかご紹介させて頂きます。
タトゥー除去は大きく分けて「レーザー治療」と「手術」に分けられます。
当院では厚生労働省認可品のピコレーザーである「Picosure(ピコシュア)」を使用しております。従来のレーザーと比較し、色素の破壊力が強く、治療回数も少なくなるメリットのある機械です。実際のところ、タトゥーの濃さによりますが真皮層まで入った色素を1回ではなかなか取りきることはできませんので、治療は複数回にわたります。回数を重ねるごとに色味が薄くなっていくイメージです。また、レーザー治療によりタトゥーの色素が抜けても色抜け(脱失)したタトゥーの形が薄っすらと肌色でみえることもあります。しかし、手術と大きく違うのは、皮膚を切って縫った線状の瘢痕(きずあと)ができないことです。
レーザー治療の際、真皮層に入った色素を取るには痛みを伴うので、基本的には麻酔クリームを塗布、もしくは局所麻酔薬を注射してからレーザーを照射します。色素が濃いほど熱破壊量も増えますので色によっても痛みの感じ方が多少異なります。痛みがご心配なかたには笑気麻酔の併用も可能です。また部位によって皮膚の厚さも異なるので(例えば背中は厚い、耳裏は薄いなど)それに応じてレーザーの必要回数も変化してきます。
アートメイクで瞼に色素が入っている方は治療用のコンタクトレンズを使用してレーザー治療が可能です。アイラインや眉毛などがよくある部位です。濃さによっては複数回の施術が必要になりますが、特殊な色味でない限りはレーザー地用で薄くすることが可能です。
手術ですが、単純に切除縫合する場合(分割切除も含む)、植皮する場合、削皮して二次治癒させる場合などがあります。まずは消したいタトゥーが手術で切除可能な部位なのかを診察させて頂きます。前胸部や肩周りなどケロイドリスクのある部位に関しては特に注意が必要です。タトゥーが消えてもきずあとがケロイドになってしまった場合には継続的な治療が必要になります。
何回かに分けて切除できそうなデザインの場合は、分割切除を選択いたします。切除間隔は半年あけて頂いております。(きずあと成熟のため)
デザインがもともと大きくて分割(複数回に分けた切除術)で取れないタトゥーに関しては、切除したあとにからだの他の部位から皮膚を採取して植える植皮術や削皮して二次治癒をはかる治療法があります。植皮術は削皮よりも生着が良好であれば馴染んできれいになりますが、日焼けしやすい(色素沈着を起こしやすい)といった面もあるため、術後も徹底したUVケアは必須になります。
削皮とは、大きな擦り傷のようなイメージです。ご自身の治癒力で治るまで、処置は難しくはありませんが、途中で感染したりすると炎症反応が強くなって目立つきずあとになる可能性があります。しかし、きずあとになったとしてもその見え方は元々タトゥーがあった場所としてではなく、怪我のきずあととして見えるものになります。
せっかく除去したのに?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「このデザインが気に入らなかったから」と一度除去した同じ場所に違うデザインでタトゥーされたい場合もあるかと思います。同じ場所にタトゥーができない訳ではありませんが、その場合、除去の方法によっては瘢痕(きずあと)部分に従来通り色素を注入することは難しくなります。真皮深層までダメージがある除去方法では瘢痕は線維状のコラーゲン組織に置き換わります。そのため、同じ方法で注入すると色が入りにくかったり抜けやすかったりすることがあります。今あるタトゥーを除去して次のタトゥーを考えられている方はその時点でご相談頂ければと思います。
以上ようにタトゥー除去にはレーザー治療と手術治療があり、それぞれにメリット・デメリットはありますが、一度創傷治癒のスペシャリストでもある形成外科医にご相談ください。
タトゥーの状態やライフスタイルをふまえた上で適切な治療法をご提案させていただきます。私は如何にきずあとをきれいに、再生させるように治すのかをテーマに日々基礎研究についても全力で取り組んでおり、最新の情報を提供することが可能です。
ご自身の消したいタトゥーにはどの治療が一番適するのか、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。
・Wu DC, Goldman MP, Wat H, Chan HHL. A Systematic Review of Picosecond Laser in Dermatology: Evidence and Recommendations. Lasers Surg Med. 2021 Jan;53(1):9-49. doi: 10.1002/lsm.23244. Epub 2020 Apr 13. PMID: 32282094.
・Hernandez L, Mohsin N, Frech FS, Dreyfuss I, Vander Does A, Nouri K. Laser tattoo removal: laser principles and an updated guide for clinicians. Lasers Med Sci. 2022 Aug;37(6):2581-2587. doi: 10.1007/s10103-022-03576-2. Epub 2022 May 23. PMID: 35604505.
・Henley JK, Zurfley F, Ramsey ML. Laser Tattoo Removal. 2023 Jul 17. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2024 Jan–. PMID: 28723036.
・Dash G, Patil A, Kassir M, Goldman MP, Gold MH, Adatto M, Große-Büning S, Grabbe S, Goldust M. Non-laser treatment for tattoo removal. J Cosmet Dermatol. 2023 Jan;22(1):74-78. doi: 10.1111/jocd.14819. Epub 2022 Feb 9. PMID: 35122391.
・Henley JK, Zurfley F, Ramsey ML. Laser Tattoo Removal. 2023 Jul 17. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2024 Jan–. PMID: 28723036.
当クリニックでは、居心地よくリラックスした
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広い待合室や診療室をご用意しております。
院内感染予防対策も徹底して行い、
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浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】
日付: 2024年6月13日 カテゴリ:女医のきれいブログ
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