ゼオスキンセラピューティックコースの「要」とは

こんにちは、オジスキンクリニックの吉原です。

今日もゼオスキンの使い方についての投稿です。

 

当院ではゼオスキンの製品を数多く扱っています。

人気なのはセラピューティックコースですが、このコースは診察があってはじめておこなうことができる医療行為なんですね。

つまり、クリニックによる特色が非常に強くでるところ。

オジスキンクリニックのセラピューティックコースは

~慎重に、かつアグレッシブに~

 

ただし、キホンは開発者のオバジ先生に基づきます。

 

今回はセラピューティックコースの要ともいえる「トレチノイン」についてです。

トレチノインとひとくちに言っても様々なトレチノインが存在します。

そして濃度も様々。

クリニックによっては使う量も全く違います

オバジ先生はトレチノインの濃度や使用量によって3つに分類しています。

Aggressive planの場合はトレチノイン0.1%をなんと朝夕で使用します。

そのほか、Moderate plan、Mild planも。

ただし、実は「コース」よく聞くのはオバジ先生の分類でいう「Mild」よりさらに下の濃度や量だったりします。もちろん皮むけや赤みも出にくく、比較的楽にコースを終えられるのですがその分効果も「Mild以下」になります

Aggressive planの効果を80~90%とするとMildの効果はなんと30%未満。

それ以下となると…(-“-)

洗顔やトナーを使用しているのに、それってとってももったいないですよね。

コースにはハイドロキノンを含む製剤を使用するため、使用できる期間が限られています(そのお話はまた次回)

せっかく皮むけ覚悟でコースをされるのであればしっかり効果を得たいところですよね

当院ではお肌の状態をしっかりチェックしたうえで、なるべく効果が出るようにとトレチノインの質はもちろん濃度や量にもこだわっています

そして実は濃度をあげたり量を増やしたりしても、ちゃーんとお肌はそれに慣れてくれます。

いずれにせよピークは6週~8週目です。

ビタミンAへの耐性はお6週目でおおよそついてくれますし、お肌の赤みや皮むけも12週目を目途に落ち着いてきます。

セラピューティックは決して楽ではありませんが、お肌が変わっていくのは楽しいので

みなさんなぜか乗り切れてしまいます。

皮むけが少なくなってきてつまらないです!!とおっしゃる方もまあまあの確立でいらっしゃいます。強者です!

 

実は、トレチノインはハイドロキノン(=ミラミン)と一緒に使用することでその効果が素晴らしいものになります。逆もしかり。

ハイドロキノンは単独で使用するのとトレチノインと一緒に使用するのでは効果が変わります。もはや作用する部位が違ってくるくらいです。

ハイドロキノン単独使用の場合は

「活発なメラノサイトのメラニン生成を抑制する」ことができるのに対して

トレチノインと一緒に使うと

「ケラチノサイトにたまったメラニンを排出する」ことができるようになります。

おもしろいですよね。

 

 

 

話すときりがない!のでひとまずこのあたりで今回は終わりです(^^♪

まとめますと、、、コースの要は「トレチノイン」ということです。

みなさん、むやみにミラミンやビタミンAをなんとなく使用するのではなく、ぜひ効果的なスキンケアとしてちゃーんと正しく取り入れてください。

ゼオスキンのご相談もそのほかのご相談もぜひお待ちしています

 

 

もう11月も終盤ですね!

年末もどうぞよろしくお願いいたします。

浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】

日付:   カテゴリ:シミ, ゼオスキンヘルス, 女医のきれいブログ

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